1〜2万円台の定番コンデンサーマイク。最初の1本の選び分け

マイク選びの結論を先に言うと、最初の1本は1〜2万円台の「定番」から選ぶのが正解です。この価格帯には、何年も入門の定番であり続けている機種がいくつかあり、定番が定番である理由は「失敗した」という声が少ないからです。この記事では、よく名前が挙がる機種と、選び分けの考え方を紹介します。

※この記事は特定機種の細かいスペック解説ではなく「選び分け」の記事です。仕様・価格は変わるので、購入前に必ず最新情報を確認してください。

前提:選び方の軸をおさらい

マイク選び3つの軸の記事で書いた通り、先に決めるのは「USBかXLRか」です。活動として続けるならXLR+オーディオインターフェース、まず1本で完結させたいならUSB。ここが決まっていれば、候補は絞れています。

XLR派の定番たち

オーディオテクニカ AT2020

「歌ってみた 入門マイク」で最も名前を見る機種です。国内メーカーで情報が豊富、クセの少ない素直な音、頑丈。迷ったらこれ、と言われ続けているのには理由があります。最初の1本の基準点として考えると、他の機種の個性も見えやすくなります。

マランツプロ MPM-1000

AT2020より下の価格帯で「とにかく安くXLRで始めたい」の受け皿になっている定番。ショックマウントなど付属品が充実していて、追加購入が少なく済むのも初心者に優しいポイントです。

AKG P120

老舗マイクブランドAKGの入門機。同価格帯での比較対象としてよく挙がります。ブランドの音の好みで選ぶ世界に入ってきますが、入門用途ではAT2020と同じく「外さない」枠です。

USB派の考え方

USBマイクは「マイク+オーディオインターフェース内蔵」の一体型です。AT2020のUSB版のように、定番機のUSBバリエーションを選ぶのが分かりやすい。1本で完結する手軽さと引き換えに、後からのアップグレードが利きにくい点は理解した上で選んでください。詳しくはUSBマイクの記事を別途書きます。

選び分けの結論

  • 迷ったら: AT2020(情報量・実績・素直さ)
  • 予算を抑えてXLRで始めたい: MPM-1000(付属品込みで初期費用が軽い)
  • 1本で完結させたい: 定番機のUSB版
  • 共通の注意: マイク本体のほかにケーブル・ポップガード等が必要です(同時に買うものリスト

高いマイクにしなくていいの?

この疑問には何度でも答えます。録り音は「マイク×部屋×距離」の掛け算で、1〜2万円台の定番+整えた部屋は、5万円のマイク+反響だらけの部屋に勝ちます。アップグレードは、部屋を整えて、録音に具体的な不満が出てからで遅くありません。

(各機種の価格・在庫・付属品は変動します。購入前に公式情報と最新レビューを確認してください)

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