「歌ってみたを投稿してみたい。でも何から始めればいいのか分からない」。この記事は、そんな人のための全体地図です。録音から投稿まで、やることを順番に並べます。細かいやり方は個別記事で深掘りするので、まずは全体の流れをつかんでください。
はじめて録音すると、自分の声が別人みたいで戸惑うかもしれません。全員が通る道なので、録音した自分の声が気持ち悪い理由を先に読んでおくと落ち着いて進められます。

全体の流れは6ステップ
- STEP1 歌う曲を決めて、音源(オフボーカル)の利用条件を確認する
- STEP2 録音環境を整える(スマホ or マイク)
- STEP3 録音する
- STEP4 MIX(歌と音源を混ぜる作業)をする or 依頼する
- STEP5 動画にする(画像1枚+音源でOK)
- STEP6 投稿して、聴いてくれた人に反応を返す
初めての1本は、ここまででだいたい1〜2週間が目安です(曲決め1日、環境準備1日、録音〜MIX待ちで1週間前後、動画・投稿で1日)。慣れれば1週間以内も十分できます。
STEP1:曲決めと音源の確認が「一番大事」
最初のつまずきポイントは録音ではなく、実は音源です。歌ってみたで使うオフボーカル音源には権利があります。ボカロ曲などは作者が「歌ってみた用」に音源を配布していることが多いので、本家の投稿説明文や配布ページの利用条件(クレジット表記・改変の可否など)を必ず読む。ここを雑にすると、あとで動画が消えることになります。配布がない曲は、その曲を諦めるのも判断です。
初めての1曲は、盛り上がるバラードより音域が広すぎず、テンポが速すぎない曲を選ぶのがおすすめです。難曲に挑戦して完成しないより、無理なく歌える曲で1周まわす方が得るものが大きいです。
STEP2〜3:録音は「持っているもの」で始める
機材は最初はスマホで十分です。静かな時間帯に、布団やクローゼットの近くで、口から15〜20cmの距離で録る。
これだけで聴けるレベルになります。機材を揃えたくなったら予算3万円の構成が目安です(詳しくは別記事で解説しています)。
STEP4:MIXは外注していい
録った歌と音源を混ぜて仕上げるのがMIXです。ここは専門技術なので、最初から「MIX師」さんに依頼するのが近道。相場や依頼マナーは別記事にまとめていますが、駆け出しのMIX師さんなら無料〜数千円で受けてくれることも多いです。
依頼するときは、①ドライボーカル(未加工の歌データ)②希望の音量バランス(原曲寄りか、声を前に出したいか)③納期の希望、の3点を最初に伝えるとスムーズです。
STEP5〜6:動画は凝らなくていい、投稿後が本番
動画は最初、イラスト1枚に歌詞を載せる程度で十分です。凝った動画は、聴いてくれる人が増えてからの投資でいい。
そして投稿したら終わりではなく、そこからが本番です。コメントには全部返事をする。聴いて感想をくれた人のところには自分から会いに行く。最初の10人の聴き手との関係が、その後の活動の土台になります。
よくある質問
最初の1本、どれくらい時間がかかりますか?
曲決めから投稿まで、慣れていない状態だと1〜2週間が目安です。MIXを外注する場合は相手の納期次第でもう少し伸びることもあります。焦らず1周まわすことを優先してください。
機材を何も持っていなくても始められますか?
スマホ1台で始められます。静かな環境と口元からの距離さえ意識すれば、初回として十分な音質になります。機材は続けたくなってから揃えれば大丈夫です。
MIXは自分でやるべきですか、外注すべきですか?
最初は外注がおすすめです。MIXは専門技術で、独学だと1曲仕上げるのに膨大な時間がかかります。まず外注で「仕上がりの基準」を知ってから、自分でやるかを決めても遅くありません。
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まとめ:完璧を目指さず、1周まわす

6ステップを見て「大変そう」と感じたかもしれません。でも、それぞれの合格ラインは驚くほど低くていい。スマホ録音、無料MIX、画像1枚の動画。まず1周まわして投稿までやりきると、2本目からは全部が楽になります。最初の1本の目的は、バズることではなく工程に慣れることです。


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