歌ってみたの録音、スマホで始めていい?機材を買う前に知ってほしいこと

始め方ガイド

「歌ってみたを始めたいけど、機材って何万円もかかるんでしょ?」——この質問への答えを先に言います。最初の1本は、スマホで録っていいです。

この記事では、スマホ録音でどこまでできるのか、機材を買うべきタイミングはいつなのか、宅録を始める前に知ってほしいことをまとめます。なお、初めて録音した自分の声を聴いて「誰これ」「気持ち悪い」と感じても、下手だからではありません。

歌ってみたの録音、スマホで始めていい?機材を買う前に知ってほしいことの記事の流れを解説した図解

スマホ録音は「思っているより使える」

いまのスマホのマイクは優秀です。静かな部屋で口元から15〜20cmくらいの距離を保って録れば、「聴ける」レベルの録音は十分にできます。実際、スマホ録音で投稿を始めて、反応を見ながら機材を揃えていった人はたくさんいます。

大事なのはここです。あなたの最初の動画が聴かれるかどうかは、音質では決まりません。選曲と、見つけてもらう工夫で決まります。音質が理由で伸びないのは、もっと先の段階の悩みです。

スマホ標準マイクと外付けマイクの差はどれくらい?

  • スマホ内蔵マイク(0円):静かな環境なら十分聴けるレベル。ただし距離・角度がずれると音質が不安定になりやすい
  • 数千円の外付けマイク:声の輪郭がはっきりし、ノイズにも強くなる。「もう少しクリアにしたい」と感じ始めたら検討ライン
  • 1〜2万円台のUSB/コンデンサーマイク:ここまで来ると録り音の差は明確。ただし違いが分かるのは、ある程度録音経験を積んでから

最初からこの差を求める必要はありません。まずはスマホで録って、自分の耳で「何が足りないか」が分かるようになってから機材のグレードを上げるのが遠回りに見えて一番早い順番です。

機材より先に「録る環境」を整えよう

スマホでもマイクでも、録音の質を大きく左右するのは機材の値段ではなく部屋の響きです。お金をかけずにできる工夫がこれだけあります。

  • カーテンを閉める(窓は音を反射します)
  • 布団やクローゼットの近くで録る(布が響きを吸ってくれます)
  • エアコン・冷蔵庫の音が入らない場所と時間を選ぶ
  • 口とマイクの距離を一定に保つ

これだけで、同じスマホでも録り音は目に見えて変わります。詳しくは部屋づくりの記事で深掘りします。

機材を買うタイミングは「不満が言葉になったとき」

では、いつマイクやオーディオインターフェースを買うべきか。おすすめの基準は、録音への不満が具体的な言葉になったときです。

「高音がひずむ」「サーというノイズが乗る」「声が遠い」。不満が具体的なら、買うべき機材は自然に決まります。逆に「なんとなくいい機材が欲しい」の段階で買うと、比較動画を何十本も観て、結局1ヶ月なにも録っていない——という「機材の沼」に入りがちです。

先に沼の存在を知っておいてください。機材選びは、録らない言い訳になりやすいんです。

機材を買う前のチェックリスト

  • □ すでに3本以上、実際に録音して投稿してみたか
  • □ 不満点を一言で説明できるか(「なんとなく」ではないか)
  • □ 部屋の環境(吸音)はすでに無料の範囲で整えたか
  • □ その機材を買って何が解決するか、自分で説明できるか

全部にチェックが付いてから機材を検討すると、「買ったけど使わなかった」を防げます。

スマホに外付けマイクを足すか迷うならスマホ用外付けマイクは買う価値ある?を。

よくある質問

スマホ録音だけで再生数は伸びますか?

伸びます。初期の再生数を左右するのは音質よりも選曲や見つけてもらう工夫です。音質は活動を続ける中で少しずつ上げていけば十分間に合います。

iPhoneとAndroid、録音に向いているのはどちらですか?

どちらでも問題なく始められます。iPhoneは無料アプリのGarageBandが使えるのが強みです。詳しくはiPhone完結の手順も参考にしてください。

機材沼にハマらないためのコツは?

「不満が具体的な言葉になってから買う」を徹底することです。比較サイトを見る前に、まず自分の録音を3本以上聴き込んで、何が足りないかを自分の言葉で言えるようにしましょう。

まとめ:今日録って、投稿までやってみる

歌ってみたの録音、スマホで始めていい?機材を買う前に知ってほしいことのまとめを解説した図解
  • 最初の1本はスマホでOK。音質で伸び方は決まらない
  • 録る環境(部屋の響き)を先に整える。お金はかからない
  • 機材は「不満が言葉になってから」買うと失敗しない
  • 買う前チェックリストで「なんとなく」買いを防ぐ

次の記事では、機材を揃える段階に来た人向けに、予算3万円で組む録音セットと、マイクの選び方を紹介していきます。まずは1本、録ってみましょう。

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