マイク選びで最初に出てくる専門用語が「コンデンサー」と「ダイナミック」です。結論から言うと、宅録の歌録りはコンデンサーが基本、ただし部屋しだいでダイナミックが逆転する。この記事でスッキリさせましょう。
ざっくり言うと何が違う?
- コンデンサーマイク:感度が高く、息づかいや細かいニュアンスまで拾う。スタジオの歌録りの標準。湿気や衝撃には弱め
- ダイナミックマイク:頑丈で扱いやすく、口元の音だけを狙って拾う。ライブのボーカルマイクの標準。カラオケのマイクもこちら
「繊細な録音機」と「タフな拡声器」くらいのキャラの違いがあります。
宅録でコンデンサーが基本になる理由
歌ってみたの録音では、囁くようなパートの息づかいや語尾の余韻まで録れているかで、仕上がりの表現力が変わります。コンデンサーの感度の高さは、ここで効きます。MIX師さんに渡す素材としても、情報量の多いコンデンサー録りのほうが加工の幅が広がります。
ただし、感度の高さは弱点にもなる
コンデンサーは、あなたの声と一緒に部屋の音も全部拾います。エアコンの音、外の車、壁からの反響。部屋が整っていないと「感度の高さが裏目に出る」わけです。
だから、こういう人はダイナミックのほうが幸せになれます。
- 生活音・環境音がどうしても消せない部屋に住んでいる
- 吸音の工夫をする余地がない(同居家族への配慮など)
- 配信と録音を1本で兼ねたい(配信はキーボード音などを拾いにくいダイナミックが快適)
迷ったらこう決める
夜、部屋で耳を澄ませてみてください。「静かだな」と思えて、吸音の工夫(カーテン・クローゼット・布団)ができるならコンデンサー。「常に何かの音がしている」ならダイナミック。それだけで決めて大丈夫です。
ちなみにコンデンサーには電源(ファンタム電源)が必要ですが、いまどきのオーディオインターフェースにはまず付いているので、心配しなくてOKです。
まとめ
- 宅録の歌録りはコンデンサーが基本。表現の情報量が違う
- コンデンサーは部屋の音も拾う。静かな環境と吸音の工夫がセット
- 環境音が消せない部屋・配信兼用ならダイナミックが正解
- 判断基準は「夜の部屋がどれだけ静かか」

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