ライブの打ち上げは出るべきか|費用の目安と断り方

ライブが終わったあと、ライブハウスの店長や対バンから「打ち上げ、来る?」と聞かれることがあります。行くべきか、断ってもいいのか。お金もかかるし、知らない人ばかりで気まずい。初めてのうちは、ここで迷う人がとても多いです。

この記事では、打ち上げに出る意味と、出るときの費用の目安、断り方、出たときに何をすればいいかを、順番にまとめます。

結論:最初の数回は「短くてもいいから顔を出す」

打ち上げは、出なければいけないものではありません。ただし活動を始めたばかりの時期は、1時間だけでも顔を出す価値があります。理由は、次のライブの話がここで決まることが多いからです。

  • ブッキング担当や店長に、顔と名前を覚えてもらえる
  • 対バンから、次の企画やイベントに誘われる
  • 同じくらいの規模のバンドと、お客さんを紹介し合える関係ができる

ライブハウスでの出演は、メールで申し込むより、一度会って話したことのある相手から声がかかる方がずっと決まりやすいです。打ち上げは、その「一度会って話した」を一晩でまとめて作れる場です。

費用の目安と、払い方の決まり

打ち上げの費用は、場所によって大きく変わります。

  • ライブハウスのフロアで飲む:1人1,000〜2,000円ほど。ドリンクと軽食
  • 近くの居酒屋に移る:1人3,000〜5,000円ほど
  • 主催がまとめて払う:出演者は無料のこともある

先に確かめておくのは、会費が決まっているのか、割り勘なのかです。分からなければ、主催の人に「いくらくらい用意しておけばいいですか」と聞いて構いません。聞くのは失礼ではありません。あとで足りなくなる方が、場の空気を悪くします。

バンドとして出る場合は、打ち上げ代をバンドのお金から出すのか、個人で払うのかも、メンバーで先に決めておきます。ライブのたびに毎回出すと、月に数千円から1万円を超えることもあります。

断るときは「次」を一言そえる

終電、翌日の仕事、お金の都合。断る理由はいくらでもあって構いません。大事なのは断り方です。

  • 「今日は終電があるので失礼します。次はぜひ参加させてください」
  • 「今日はこれで。また対バンできたらうれしいです」

理由を長く説明する必要はありません。次につながる一言があれば、断っても印象は悪くなりません。逆に、何も言わずに機材を片付けて帰ると、「あのバンドは誘っても来ない」と覚えられてしまいます。

出たときにやること3つ

  • 店長・ブッキング担当にお礼を言う:今日の感想を一つ聞いてみる
  • 対バン全組と話す:「どの曲がよかった」と具体的に伝える
  • 連絡先かSNSを交換する:その日のうちにフォローしてお礼を送る

対バンの演奏をちゃんと見ていないと、具体的な感想は言えません。自分たちの出番が終わったあとも、できるだけ他のバンドを見ておくと、打ち上げでの会話がぐっと楽になります。

次のライブに誘われたら、その場で決めない

打ち上げの席では、気分が上がって「ぜひ出ます」と言いたくなります。でも、メンバー全員の予定を確かめないまま約束すると、あとで断ることになり、かえって信用を落とします。

誘われたら、まずお礼を言って、日付とイベント名だけ聞いておきます。「メンバーに確認して、明日までに連絡します」と返せば十分です。そして本当に翌日までに連絡します。返事が早いバンドは、次も声をかけてもらいやすくなります。

ノルマやチケットバックの条件も、この時点ではまだ聞かなくて構いません。正式に連絡するときに、落ち着いて確かめれば大丈夫です。

やりがちな失敗

  • 自分たちのメンバー同士だけで固まって話す
  • 飲みすぎて、店長や対バンに絡んでしまう
  • その場で次のライブの約束をして、あとで日程が合わない
  • 連絡先を交換したのに、そのあと一度も連絡しない

特に最後の一つはもったいない失敗です。打ち上げの価値は、その夜ではなく、そのあとに連絡を取ったかどうかで決まります。

まとめ

打ち上げは義務ではありませんが、活動の最初の時期には、次のライブにつながる一番の場所です。費用は先に確かめ、断るときは次につながる一言をそえ、出たときは店長と対バン全組に声をかける。そして翌日、交換した連絡先にお礼を送ってください。

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