バンドに役割を決めていなかったので、気づいた人がやる形で回していました。結果として、連絡も予約もSNSも、全部同じ1人がやっていました。その人が忙しくなった月に、活動がそのまま止まりました。
役割分担は、仕事を増やすためではなく、止まらないようにするために決めます。
結論:役割は3つだけ決める
細かく分けると覚えられません。次の3つで足ります。
- 決める人:意見が割れたときに最後に決める
- つなぐ人:箱・対バン・外部との連絡
- 出す人:SNSと告知
兼任しても構いません。大事なのは、空いている役割を無いままにしないことです。
リーダーは必要か
肩書きとしては不要です。ただし最後に決める人は要ります。
決める人がいないバンドで起きるのは、だいたいこれです。
- 誰も反対していないのに、何も進まない
- 全員が「他の人が気にしていそう」と思って黙る
- 結局、一番せっかちな人が勝手に決める
3つ目が続くと、その人だけが悪者になります。決める人をあらかじめ決めておけば、それは役割として引き受けたことになります。
全員で決めたいなら、決まらなかったときにどうするかだけ先に決めます。「次の練習までに決まらなければ現状維持」でも十分です。
連絡と情報共有は、場所を1つに絞る
LINEとDMと口頭が混ざると、聞いていない人が必ず出ます。そして「言ったはず」「聞いていない」で空気が悪くなります。
- 決まったことは1か所にまとめる(固定メッセージやメモアプリ)
- 雑談は分ける。流れると決定事項が埋もれる
- 日程はカレンダーに置く。文字で書くと見落とす
凝ったツールは要りません。全員が毎日見るアプリの中に置くのが条件です。
SNSは誰が運用するか
持ち回りにすると、ほぼ続きません。文体が毎回変わるうえ、自分の番を忘れる人が出て、そこで止まります。
現実的なのは、次の形です。
- 出す人は1人に固定する
- 素材は全員が投げる(写真・動画・ひとこと)
- 告知の文は出す人が書く。全員で推敲しない
全員で文面を確認する形にすると、告知が遅れます。告知は早さの方が効くので、任せた人の文で出すと決めておきます。
役割は半年ごとに見直す
一度決めた役割を固定すると、特定の人に負荷が溜まります。半年に1回、短い時間でいいので「変えるか」だけ話します。
変えなくてもいいです。聞かれた、という事実が効きます。黙って抱えている状態が続くと、ある日いきなり抜けます。
兼任するなら、組み合わせを選ぶ
3人以下なら兼任は避けられません。ただし組み合わせには向き不向きがあります。
- 決める人+つなぐ人:相性がいい。外と話した内容をそのまま決められる
- つなぐ人+出す人:相性がいい。決まった告知をすぐ出せる
- 決める人+出す人:負荷が高い。告知の内容まで一人で抱える
3つ目になる場合は、素材を集める係だけでも別の人に渡します。写真と動画を集めるところが一番時間を食うので、ここを切り離すだけで軽くなります。
決めた役割が守られないとき
役割を決めても、やらない人は出ます。そのときに「やる気がない」と判断すると、話が人格の問題になって解決しません。
先に確かめることが2つあります。
- やり方が分かっていないのではないか(特にSNSと外部連絡)
- 量が多すぎるのではないか(本人が言い出せていない)
どちらでもなく、単に抜けているなら、役割を外します。責めずに外すのが大事で、残したまま誰かが代わりにやる形にすると、やっている側に不満が溜まります。
役割は、能力ではなく手が空いているかどうかで振ります。一番上手い人に全部渡すと、そこで止まります。
人数が増えたときは、役割を増やすより決める人を1人に保つ方が大事です。5人になると意見が割れる回数が増えるので、決める人が曖昧だと毎回長引きます。役割の数は3つのままで足ります。
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357studioを見る →まとめ
- 役割は「決める人・つなぐ人・出す人」の3つ
- リーダーという肩書きは不要。最後に決める人は必要
- 連絡は場所を1つに絞る。決定事項と雑談を分ける
- SNSは1人に固定。素材は全員で出す
- 半年に1回、変えるかだけ聞く


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