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録音した自分の声を聞くと、なんだかモコモコ・ぼんやりして聞こえる。「こもり」は、歌ってみたの音質でいちばん相談が多い悩みのひとつです。原因は声そのものではなく、録り方と環境にあることがほとんどです。
声がこもる4つの原因
- マイクに近すぎる/近接効果:近すぎると低音が過剰になり、こもって聞こえる
- 部屋の反響:壁に音が跳ね返って、輪郭がぼやける
- 口ごもり・口の開きが小さい:発声側の問題
- マイクの指向性・向きが合っていない
30秒セルフ診断:あなたのこもりはどのタイプ?
録った音を聴きながら、次を確認すると原因を絞り込めます。
- 低音が異様に強い・こもって重い → 近接効果の可能性大。マイクとの距離を見直す
- 音全体がぼやけて輪郭がない・残響っぽい → 部屋の反響が主因。吸音の工夫を先に
- 歌詞が聞き取りにくい・モゴモゴしている → 発声(口の開き・滑舌)側の問題
- 録音のたびにこもり方が違う → マイクの向き・指向性が安定していない
こもりを取る順番
- 距離を少し離す:近づけばいいわけではない。拳1個ぶんを基準に微調整
- 正面から狙う:マイクの正面に口を向ける
- 部屋の反響を抑える:吸音の工夫で輪郭が出る
- 口をしっかり開けて歌う:発声だけで抜けが変わる
反響対策は宅録の音質は「部屋」で決まる(6畳の吸音)が具体的です。毛布やクローゼットを使う0円の工夫から始められます。
それでも直らないときのMIXでの対処
録り方を見直してもこもりが残る場合は、MIXの段階でEQ(イコライザー)を使い、こもりの原因になりやすい200〜500Hz帯りを少し削ると輪郭が出やすくなります。ただし削りすぎると声が薄っぺらくなるので、耳で確認しながら少しずつ調整するのが基本です。自分でのMIXが難しければ、MIX師さんへの依頼も選択肢です。
マイク選びでも変わる
そもそもこもりやすいマイクもあります。抜けの良い1本を選ぶならマイクの選び方(3つの軸)とコンデンサーとダイナミックの選び分けを参考にしてください。
こもり・ぼやけの原因を切り分ける
- マイクとの距離が近すぎないか(近接効果の可能性)
- 部屋の反響(壁や窓からの反射音)が原因でないか
- マイクの向き(正面を捉えられているか)を確認する
原因によって対策が変わるため、まず何が原因かを一つずつ確認していくと改善への近道になります。
よくある質問
マイクとの距離、具体的に何cmがいいですか?
目安は拳1個ぶん(15〜20cm程度)です。近すぎると低音が過剰になりこもりやすく、離しすぎると声が遠く小さくなります。実際に録りながら微調整してください。
距離も部屋も対策したのにこもりが残ります。
その場合は発声(口の開き)かマイク自体の特性が原因のことがあります。口を意識的に大きく開けて録り直す、または別のマイクで録り比べてみてください。それでも変わらなければMIXでのEQ処理も検討を。
こもりと「声がこもる体質」は関係ありますか?
直接の関係は薄いです。こもりの多くは録音環境・マイクとの距離・部屋の反響が原因で、体質の問題ではありません。まずは環境面から見直すのがおすすめです。
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まとめ

- こもりは声より「録り方・環境」が原因のことが多い
- 近すぎ注意。正面から、拳1個ぶんを基準に
- 部屋の反響を抑えると輪郭が出る
- 口の開きとマイク選びでも変わる
- それでも直らなければMIXのEQ処理も選択肢
※聞こえ方には個人差・環境差があります。まずは距離と部屋の反響から見直すのがおすすめです。



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