ポップガードの代用、どこまで使えるか。自作の限界

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ポップガードは高い機材ではありませんが、それでも買う前に家にあるもので試したいと思うのは当然です。実際、代用はある程度まで機能します。どこまで使えて、どこから足りなくなるのかをはっきりさせます。

定番の自作:ストッキングと刺繍枠

昔から使われている方法です。刺繍枠にストッキングを張って、マイクの手前に立てる。原理は市販品と同じで、膜で息を散らします。

材料費は数百円で済みます。効果も、破裂音の「ボッ」が明らかに減るのが分かる程度には出ます。

手順は単純です。刺繍枠の内側の輪にストッキングをかぶせ、外側の輪ではめて張る。たるまないように引きながら締めるのがコツです。

身近なもので試す方法

刺繍枠が無くても、方向性は確かめられます。

薄い布やティッシュを1枚、マイクの手前10センチほどに垂らして録ってみてください。手で持つ形でも構いません。これで「ボッ」が減るなら、ポップガードは効くということです。

キッチンの水切りネットや、洗濯ネットを枠に張る人もいます。目が細かすぎると音がこもるので、向こうが透けて見える程度のものを選んでください。

  • ストッキング+刺繍枠:定番。効果も確か
  • 薄い布を垂らす:効果の方向を確かめるだけなら十分
  • 洗濯ネット:目の粗さによる。細かすぎると高音が削れる
  • 厚紙に穴:息が回り込むので効きにくい

自作の限界は「固定」

音を散らす性能そのものは、自作でもそれなりに出ます。足りなくなるのは固定の部分です。

市販品にはアームとクランプが付いていて、マイクスタンドに固定し、位置を保てます。自作だと、この仕組みを作るのが一番面倒です。

毎回位置が変わると、録音ごとに音の質感がずれます。何度も録り直す人ほど、この差が積み上がります。

張りが緩むと効かなくなる

ストッキングは時間が経つと伸びます。たるんだ膜は息を散らす力が落ちるので、効果が静かに下がっていきます。

しかも自分では気づきにくい。以前より「ボッ」が増えたと感じたら、まず張り直してみてください。

定期的に張り替える前提なら問題ありませんが、その手間を続けられるかは人によります。

この記事で触れたもの(定番モデル)

ポップガード

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ショックマウント

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マイクスタンド ブーム

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どれを選ぶかの判断基準はマイク周辺機材の選び方でまとめています。

価格・在庫は変動します。購入前にご確認ください。

市販品に切り替えるタイミング

録る頻度が週1回を超えたあたりから、固定の手間が効いてきます。毎回セットして、位置を合わせて、録り終わったら外す。この往復が面倒になったら買い時です。

もう1つは、リフレクションフィルターやショックマウントを導入したときです。周辺機材が増えると、位置関係を毎回作り直すのが現実的でなくなります。

逆に、月に数回しか録らないなら、自作のままで困らない人も多いです。

よくある質問

自作でも効果はある?
あります。ストッキングを張った枠は、市販品と同じ原理で息を散らします。効果の方向は同じです。

何で作るのが一番いい?
刺繍枠とストッキングが定番です。手に入りやすく、張りやすく、目の細かさもちょうどいいです。

自作だと音がこもる?
目が細かすぎる素材を使うとこもります。向こうが透けて見える程度のものを選べば、気になるほどの変化は出にくいです。

何枚重ねるべき?
1枚で足りることが多いです。重ねるほど高音が削られるので、足りないと感じてから2枚目を考えてください。

まとめ

  • ストッキング+刺繍枠は原理が同じで効果も出る
  • 布を垂らすだけでも、効くかどうかは確かめられる
  • 足りなくなるのは音ではなく固定のしやすさ
  • 録る頻度が上がったら市販品のほうが手間が少ない

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