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「ピアノの演奏をきれいに録りたい」。ピアノは種類によって録り方がまったく違います。この記事では、電子ピアノ・アップライト・グランド別に、高音質録音のコツを解説します。
結論:電子ピアノはライン録音、生ピアノはマイク録音
一番ラクで高音質なのは、電子ピアノのライン録音です。生ピアノ(アップライト・グランド)はマイクで空気ごと録ります。
ピアノは、奏者のタッチや強弱がそのまま音に出る楽器です。だからこそ録り方を整えれば、あなたの演奏のニュアンスをそのまま残せます。
電子ピアノ:ライン録音が最強
- ヘッドホン端子 or ライン出力からオーディオインターフェースへ直結
- マイクを使わないのでノイズが入らず、クリアで高音質
- ケーブル(フォンやRCA)だけで済むので手軽
- まず試すならこれが一番おすすめ
アップライトピアノ:上から2本で
- 上蓋を開けて、上から2本のマイク(ステレオ)で狙う
- 高音側・低音側にそれぞれ向けるとバランスが良い
- 壁との距離が近いと反響がこもるので少し離す
グランドピアノ:弦の上にステレオ
- 屋根(大屋根)を開けて、弦の上にマイクを2本
- 高音弦側・低音弦側を狙ってステレオで
- 距離を変えると響きの量が変わる(近い=タイト、遠い=響き多め)
マイクの選び方と置き方
- 繊細な倍音を拾うコンデンサーマイクがおすすめ
- できればペア(2本)でステレオ録音
- 距離・角度で音が変わるので録りながら調整
部屋とノイズの対策
- 反響の強い部屋は吸音で軽減
- ペダルの軋み・椅子の音・環境音に注意
- 生ピアノは特に部屋鳴りを拾うので、静かな環境で
ステレオ録音の方式(一歩踏み込むなら)
2本のマイクをどう置くかで、広がりと定位(音の位置感)が変わります。定番は次の3つです。
- AB方式:2本を離して平行に置く。広がりが大きく自然。ただし離しすぎると中央が薄くなる(左右30〜60cm前後から調整)
- XY方式:1点で2本を約90度に交差。定位がはっきりし、位相の乱れが少ない。広がりは控えめ
- ORTF方式:約17cm離して約110度に開く。ABとXYの中間で、自然な広がりと定位を両立しやすい
2本使うときは位相に注意。録ったあと一度モノラルにして、音が痩せたり芯が消えたりしないか(モノ互換)を確認すると安全です。
電子ピアノは「ステレオ」で録る
電子ピアノのライン録音でありがちな失敗が、片チャンネル(モノラル)で録ってしまうこと。ピアノは低音〜高音が左右に広がる楽器なので、モノで録るとその広がりが死んでしまいます。ステレオ出力(L/R)をオーディオインターフェースの2inで受けて、必ずステレオで録りましょう。
ミックスで気をつける点
- 低音がこもりやすい:不要な超低域をローカットで整理すると、抜けが良くなる
- ダイナミクスが広い:弱音〜強打の差が大きいので、録音レベルは強打で歪まないよう余裕を持って設定。必要なら軽くコンプで整える
- 打鍵・ペダル・椅子のきしみが目立つので、演奏後に不要な部分を整理する
必要な機材
生ピアノの録音にはコンデンサーマイク+オーディオインターフェースが必要です。電子ピアノならオーディオインターフェースとケーブルで始められます。
録音に必要な機材の価格をチェック
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まとめ
- 電子ピアノはライン録音が一番ラクで高音質
- 生ピアノは上/弦の上からステレオでマイク録音
- コンデンサーマイク+オーディオIFで倍音まできれいに


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